
ドクハラとは、ドクターハラスメントの略称で医者や医療従事者によって患者に不適切な言動を行う事をいいます。一般的なドクハラとしては、患者の体調の回復よりも病院の利益を優先することで、患者が納得していないにも関わらず強引に治療に従わせようとしたり、医者としての立場から心ない発言を行って患者やその家族を絶望させたりする行為が挙げられます。
他にも、産婦人科や健康診断などで女性患者に男性医師からセクハラ行為をおこなうといったドクハラも報告されています。
ドクハラの場合、セクハラ行為などの度を越した行為は患者も異常に気付きやすいですが、治療の強要などは医者の立場からは、患者の体調を心配し、症状の悪化を防ぐために行われている事もあり、どのように線引きするかが定まっておらず、患者からも特に問題に感じられないまま、行われてしまいがちです。
ドクハラが起こる背景とすて、医療という専門知識を必要とする特殊なサービスの場合、患者側は特に知識もなく医者に任せるしかないと考えている人が多い事が関係しています。特に、日本では診断や治療は、主導権を医者が持っている事が多く、患者は病気や治療に関する知識が全くないので、医者に命も含め全てを預けてしまっている人が多く、医者の立場を利用した度を越した診察や治療が行われると考えられます。
医者を先生と呼ぶ事からも、医者は偉く全体であるという考えが、無意識に患者や医者の中で生まれ、一方的な関係が生まれてしまっています。海外では当たり前になっているセカンドオピニオンですが、日本では主治医に悪いと考える人や、主治医が機嫌を損ねてきちんと治療してくれなくなるのではないかと恐れる気持ちから、日本ではセカンドオピニオンが浸透しない事も、一種のドクハラと言えます。
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